コラム 2019.06.12
スタジオ料金節約!防音マンションで自宅が24時間練習できるプライベートスタジオに!
良質な防音マンションに住めば、楽器演奏の練習のためにスタジオ料金を支払わなくとも、いつでも自宅をプライベートスタジオとして使い、演奏練習をすることが可能です。ただ、楽器可物件なら必ず24時間練習できるスタジオとして利用できるとは限りません。そこで今回は、防音マンションを選ぶ際の注意点やコツをご紹介します。
楽器可物件でも24時間使えるプライベートスタジオにできるとは限らない!
楽器演奏のために防音マンションを探している人が重視するのが、「楽器可」というキーワード。ですが、たとえ楽器可物件であっても、プライベートスタジオとして存分に使うことができるかどうかは、物件によってかなり差があります。というのも、楽器可物件のすべてが、どんな楽器でも24時間プライベートスタジオのように演奏しても大丈夫というわけではないからです。
楽器可物件の中には、以下のような制約・注意点が存在するケースが多々あります。
- 使用できる楽器の種類がかなり限られている
- 楽器演奏できる時間が限られている
- 防音構造になっておらず近隣住戸によるお互いの理解と我慢で成り立っている(大きな騒音トラブルで将来的に楽器不可になる可能性もある)
防音マンションを24時間演奏できるプライベートスタジオとして利用したい場合、これらの制約・注意点のうち、1つでもあてはまるものがあると難しいでしょう。
「自宅は使用できる楽器の種類が限られているタイプの防音マンションだけど、使用可能な楽器のみで演奏するから問題ない」と考える人もいるかもしれません。ただ、使用できる楽器の種類が限られている防音マンションは、防音・遮音性能がそれほど高くないケースも少なくありません。そのため、複数人数でスタジオがわりに練習するとなると、使用可能な楽器であっても近隣トラブルを発生させてしまうリスクがあります。
本当にプライベートスタジオとして気がねなく使用できる防音マンションの条件
スタジオ料金節約のため、本当にプライベートスタジオとして使用できる自宅を手に入れたいなら、以下の条件をすべて満たした防音マンションを選びましょう。
- 24時間楽器演奏可、ときちんと明記されていること
- 単なる鉄筋コンクリート造であるだけでなく多重防音構造になっていること
- 多重防音構造で得られる遮音・防音性能の目標値や目安が明記されていること
たとえば二重防音構造で遮音性目標値が70~80dBの防音マンションの場合、一般的な鉄筋コンクリート造のマンションの10倍以上の遮音性能を誇ります。このレベルなら、ピアノやバイオリン・ギター・サックス・フルートなど、かなり幅広い楽器の演奏が可能です。
そしてさらにハイクラスの三重防音構造で遮音性目標値が100dBの防音マンションなら、一般的な鉄筋コンクリート造のマンションの100倍以上もの遮音性能が期待できます。このクラスになると、ドラムや太鼓・トランペットなど、楽器可のマンションであっても大半の物件で演奏NGとされているような楽器であっても自宅で演奏することが可能です。
ここまでの条件が揃った防音マンションの数はかなり限られていますので、物件探しは少々大変な部分もあるでしょう。ですが、ちゃんと見つけて住むことさえできれば、その後はずっとスタジオ料金を浮かせられるのですから、手間と時間をかけてでも探す価値は大いにあります。さっそく、多重防音構造の24時間楽器演奏可の防音マンションを探してみましょう。
スタジオ料金節約のためには防音マンションをしっかり選ぶことが大切
自宅をプライベートスタジオにして、スタジオを借りる料金を節約したいという場合は、防音マンションの物件探しの段階で、本当にスタジオがわりに使えるレベルの防音・遮音性能があるかどうかをチェックしておくことが不可欠です。
単に楽器可物件というだけの物件では、24時間演奏できない、演奏可能な楽器の種類がかなり限られる、などといった制約があるものも少なくありません。自分たちの演奏したい楽器を、24時間存分に自宅で演奏できる高性能の防音マンションを選びましょう。
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