コラム 2019.06.11
音楽系YouTuber必見!近所迷惑にならない環境作りとは
音楽系YouTuberにとって、気になるのは音楽や声による近所迷惑問題です。
そんな問題を起こさないため、解決するための方法をここでご紹介します。
音楽系YouTuber必見!近所迷惑を避ける4つの方法
音楽系YouTuberが、音楽や声による近所迷惑問題を起こさないようにするためには、何らかの防音・遮音対策をすることが不可欠です。
防音・遮音を実現するためのおもな方法としては、以下の4つが挙げられます。
○防音カーテンや遮音シートなどの防音・遮音グッズを使う
○簡易防音室を設置する
○部屋を防音仕様にリフォームする
○防音マンションを借りる
■防音・遮音グッズを使えば多少の音は軽減できる
音楽系YouTuberの、音楽や声による近所迷惑対策としてもっとも手軽にできるのは、防音カーテンや遮音シート、防音カーペットなど、市販の防音・遮音グッズを使うという方法です。
ただし、素人がこれらのグッズを使ったとしても、部屋を隙間なくしっかり防音することはきわめて難しいため、こうしたグッズ使用の防音・遮音効果は「ないよりはマシ」という感じで、完全な防音・遮音には程遠い状況となる可能性がきわめて高いです。
そのため、市販グッズを使っての防音・遮音対策は、あくまで「さほど大きな音を出したりしない音楽系YouTuber向け」ということになります。
■簡易防音室は防音効果に期待できるものの狭さがネック
近年では、部屋の中に設置できるタイプの簡易防音室もネット通販などで入手できるようになっており、しかも意外と防音性能もあります。
これだけを聞くと、簡易防音室は音楽系YouTuberにとってはかなり期待が持てる存在だと思えるのですが、最大のネックは「簡易防音室内の狭さ」です。ソロ演奏なら何とかできるかもしれませんが、それでも映像に閉塞感が出てしまうことは避けられませんし、そもそも楽器によっては「簡易防音室内に置けない」という状況になることもあります。
簡易防音室はゲーム実況などに向いているものであり、楽器演奏をする音楽系YouTuberには不向きな部分も多いということを理解しておきましょう。
■部屋のリフォームは高い効果が得られる反面コストが問題
音楽系YouTuberが近所迷惑を気にせずのびのびと演奏できる環境を手に入れるためには、「部屋を防音・遮音仕様にリフォームする」という方法もあります。
しかし、これにはもちろん多額のリフォーム費がかかりますし、「持ち家あるいはリフォームOKな賃貸でなければできない手段」でもありますので、この方法が選べる人はかなり限られてきます。
■防音マンションは物件選びを間違えないことが大切
音楽系YouTuberの、音楽や声による近所迷惑リスクをとことん回避したいのであれば、賃貸の防音マンションを選ぶのが一番のおすすめです。
防音マンションは、しっかりとした仕様の物件であれば、一般的なRC造マンションの10~100倍もの防音・遮音性能が得られるものもあります。さらに最高級の防音性能を持つマンションであれば、ドラム演奏であっても隣の住戸にほとんど音が聞こえないほどに、徹底的な防音・遮音をしてくれます。
ただし、防音マンションは物件選びに気をつける必要があります。単に「楽器可」と書かれているだけの物件では、本当に防音性能があるのかどうかが分かりませんので、そうしたキーワードだけで選んでしまうのは危険です。
どういう構造で防音・遮音ができるようになっているのか、その物件の具体的な遮音性能目標値はちゃんと出ているのか、などといった点をチェックした上での物件選びをするようにしましょう。
しっかりとした防音・遮音性能がある良質な物件を間違いなく選ぶことができれば、防音マンションは音楽系YouTuberの近所迷惑リスクを最小限にしてくれる、心強い味方となってくれます。
まとめ
音楽系YouTuberに一番のおすすめは防音マンションの利用
音楽系YouTuberが音楽や声で近所迷惑にならないための方法としては「防音・遮音グッズの利用」「簡易防音室の設置」「部屋の防音仕様へのリフォーム」「防音マンションを借りる」といったものがありますが、この中でも特におすすめなのは、防音マンションの利用です。
防音マンションの利用は他の方法と比べて防音・遮音効果が高い、部屋を広々と使って演奏できる、多額のリフォーム費も必要ない、などといった数々のメリットが得られます。
ただし、防音マンションは物件選びを慎重にすることが何よりも大切です。「楽器可」などの言葉だけでなく、防音・遮音性能や構造について具体的に説明できている信頼度の高い物件を選ぶようにしましょう。
記事をシェアする