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理想のライフスタイルを叶える防音マンション サウンドプルーフ 防音コラム
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防音ボックスで快適な音楽環境!きっと満足できる防音ボックス6選!

防音対策 /
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防音に興味がある方ならば、防音ボックスという言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

防音設備にこだわりのある私が、数々の防音ボックスを体験・リサーチしてきた結果「心からおすすめできる!」と思えた防音ボックスを6つに厳選しました。誰でも簡単に設置できる防音ボックスや、あらゆる楽器に対応する自由度の高いおすすめの防音ボックスです。あなたの楽器演奏の時間を倍増させる最高の一品を見つけて、生活をガラリと変えてみてください。

自分で部屋の中を防音仕様にすることは手間が掛かるため、何とか簡易的に防音にすることはできないだろうか?そんなお考えをお持ちの方は、是非この記事を読んで頂き、部屋に設置するだけの防音ボックスの購入判断を行って頂ければ幸いです。

 

1. おすすめ防音ボックス6選

編集部がお勧めする防音ボックスをご紹介させて頂きます。尚、YAMAHAのアビテックス、カワイのナサールといった商品は、防音ボックスというよりも防音室といったイメージが強いため、この記事ではご紹介しておりません。

防音ボックスという簡易的な設置イメージ+価格が安くお手頃感のある商品をピックアップしましたのでご覧下さい。

おすすめ防音ボックス6選
組み立て式で30dBの遮音性能を実現!「サイレントデザイン」
マジックテープで組立ができる!「VERY-Q」
パイプ骨組みの製品「スターライト」
壁面風パーテーションボード「テトラ」
簡易吸音ルーム「Light Room」
究極の防音ボックス「だんぼっち」

 

1-1. 組み立て式で30dBの遮音性能を実現!「サイレントデザイン」

サイレントデザイン

画像引用:サイレントデザイン

 

サイズ0.5帖~3帖
価格28万円~ ※別途輸送費5万円(税別)
性能30dB
組立取扱説明書を見ながら誰でも組立が可能。

音の感動と喜びをもたらすメーカーとして、低価格とハイクオリティーという2つを実現させたのがサイレントデザインです。

組み立て式の防音ボックスの中では、おそらく防音性能はトップクラスではないでしょうか。これだけ本格的な防音ボックスですが、組立は誰でも組立ができるように簡易的に設計されています。自分でDIY等を行うのが苦手という方には、簡単に設置できてかつ高い性能が見込めるこの商品を強くお勧めさせて頂きます。

 

 

1-2. マジックテープで組立ができる!「VERY-Q」

こちらの商品は接合部がマジックテープでできている優れものです。組み立てる時は勿論、解体する時にもテープを剥がすだけの作業なので女性でも一人で難なく組立や解体ができてしまいます。

商品も2パターンの商品がありますので、ご自身の求める遮音性能にあった商品をご検討頂くことが可能です。

 

1-2-1.  VQ/HQシリーズ「吸音(消音)・調音タイプ」

ブイキュー、エイチキュー

画像引用:宮地楽器

 

サイズ0.5帖~1帖
価格224,208円~425,196円
性能30dB
組立接合部がマジックテープになっており、組立・解体が容易。

吸音をメインとした商品で、ボーカルの録音等に適しています。マジックテープで接合されているため、用途に併せて拡大をしていけることが可能というのが魅力的です。

昔は床面が無かったのですが、最近はオプションで「防音床マットVQP」という商品も発売されているため、楽器によっては床面もご準備頂くと効果的になります。

 

1-2-2.  VQP/HQPシリーズ「防音・吸音タイプ」

ブイキューピー、エイチキューピー

画像引用:宮地楽器

サイズ0.5帖~1帖
価格224,208円~425,196円
性能30dB
組立接合部がマジックテープになっており、組立・解体が容易。

二種類ある製品の内の上位版がこちらの商品です。ブースセットに防音加工を施し、天井ユニットの隙間等への対策もされているため、遮音性能も大きく上がっております。遮音性のが上がる分、どうしてもお値段も上がってしまいますが、それに見合う遮音性能ということができます。

 

1-3.  パイプ骨組みの製品「スターライト」

イレクターパイプと呼ばれるパイプの骨組みに、パネルを取り付けていく形の商品です。特徴は、防音テント・防音シェルター・防音室と3種類の企画商品がありますので、ご希望の用途に併せて商品を選ぶことが可能です。

 

1-3-1.  防音テント「パオ」

パオ

画像引用:防音工房スターライト

サイズ120cm×120cm×高さ120cm
価格49,800円(税込)+送料
性能10dB
組立パイプ式骨組みに防音布を取り付けるだけ。約20分で完成。

イレクターパイプの骨組みに防音布(防音カーテンなどに使用する厚み3mm程度の布)で作ったカバーをかぶせて作る商品です。遮音性能は平均して10dB程度とのことなので、楽器の演奏等には適さないかと思われます。

 

1-3-2.  防音シェルター

防音シェルター

画像引用:防音工房スターライト

サイズ127cm×127cm×高さ190cm  ※約0.5帖
価格227,340円(税込)+送料(ドア、換気扇、送風口をつけた場合)
性能20dB前後
組立パイプ式骨組みに熱さ3cm弱のパネルを付ける。

イレクターパイプの骨組みの周囲に厚みが約3cm弱のパネルを立てていきます。天井パネルと立てたパネルをマジックテープで固定して、周囲の隙間を防音布でカバーします。入口は防音カーテンを内側と外側に下げるorオプションでドアタイプにする形から選ぶことができます。

音の高低差で遮音性能は異なりますが平均20dB前後、高音域はさらに効果が高くなります。

 

1-3-3.  防音室

防音室

画像引用:防音工房スターライト

サイズ91cm×182cm×高さ182cm  ※約0.5帖
価格199,152円(税込)+送料(ドア、換気扇、送風口をつけた場合)
性能20dB前後
組立パネルをボルトと接続板で組み立てる。

木枠が基本の防音材を内蔵したパネル(91×91×厚み4cm)を12枚と、ドアのあるパネルをボルトと接続板で組み立てます。

防音シェルターよりも密閉度の違いなどの差の分、遮音効果が高いと言えます。

 

1-4.  壁面風パーテーションボード「テトラ」

テトラ

画像引用:テトラクリエィションズ

サイズ100cm×150cm×高さ182cm  ※約1帖
価格99,900円(税込)+送料
性能5dB~10dB前後
組立ボードを組み合わせて、コーナーにジョイントを設置。

壁面のような外観・肉厚・断熱性能・防音機能を持ちながら、施工工事なしで自由にレイアウト、移動ができる画期的パーテイションです。発泡ポリスチレン製ですが、発泡材とはとても思えない壁面風の外観です。お部屋の内装として非常に見栄えが良いのが「テトラ」の特徴です。防音性能に関しては、そこまで高くはありませんので、少し静かな空間が欲しい方にお勧めです。

 

1-5.  簡易吸音ルーム「Light Room」

ライトルーム

画像引用:インフィストデザイン

サイズSサイズ(0.64帖)、Lサイズ(0.83帖)
価格Sサイズ100,800円(税込)、Lサイズ121,370円
性能15dB前後
組立パネルをファスナーで繋いで組み立てる。

Room内部は吸音効果が高いため、小さなスペースでも不快な反響音がありません。遮音機能もあるため、周囲への音漏れも和らぎ、快適に楽器の演奏が行えます。

組立はネジやビスを使わない、チャックで閉めるだけの簡単構造です。移動する際にも、チャックを開けて分解するだけなので非常に簡単です。本格的な防音ルームではなく、手軽に吸音をして音漏れを軽減したい方にお勧めの商品です。

実際にLight Roomの中で、アコースティックギターを演奏してみたのが下記掲載の動画です。

 

1-6.  究極の防音ボックス「だんぼっち」

だんぼっち

画像引用:株式会社VIBE

サイズ80cm×110cm×高さ164cm  ※約0.5帖
価格64,800円(税込)+送料
性能30dB前後
組立組立キットが送られてくるので組み立てるだけ。

段ボールの防音ボックスということで話題に挙がることの多い商品ですが、実際に使った方に取材を行った所、メーカーホームページに記載されている30dBという性能は感じられなかったとのことでした。取材をした方の多くは、自分で吸音材等をだんぼっちの中に貼り防音効果を上げて使っている方が多かったです(かけ布団をだんぼっちにかぶせるというのが、裏技的ですが効果が高いとの意見がありました)。

価格が安い分、満足度に関しては高い評価を頂いているようですので、まず最初に試す防音ボックスとしては良いのではないでしょうか。

 

2.  これは便利!防音ボックス内の暑さ対策に有効な商品3選

防音ボックスには、一つだけ大きな問題点があります。

夏場の防音ボックス内を想像して頂ければイメージが付くかと思いますが、防音ボックス内は非常に「暑い」という点です。部屋のクーラーを付けていたとしても、扉付の防音ボックスの場合、中に涼しい風は入ってきません。

この章では、防音ボックス内で快適に過ごすための商品をご紹介させて頂きます。

 

2-1.  小型のクーラー「スポットクーラー」

エアコンを防音ボックス内に設置することは難しいですが、スポットクーラーという小型のクーラーであれば設置可能です。暑い=クーラーという最強の図式を防音ボックス内で実現できれば、夏場の暑い時期にも最高の環境を作りあげることができます。

 

2-1-1.  業務用も手掛ける人気メーカー「ナカトミミニスポットクーラー」

ナカトミ

画像引用:amazon

重量が23kgと軽量で、取っ手とキャスターが付いているので移動が非常に便利です。本体を防音ボックスの外側において、冷気を出すホースを防音ボックスの吸気ダクトの入口に噴き出して利用する形となります。スポットクーラーの噴き出し口が手動で360°調整することが可能なため、吸気ダクトには繋ぎやすくセッティングは比較的容易にできます。

効果的には非常にお勧めできる商品ですが、価格が109,800円と普通のクーラーよりも値段が高いので、金額面に関して納得頂けるようでしたらお勧めの商品です。

 

2-1-2.  ちょっとのスペースでしっかり涼しい「ミストファン」

ミストファン

画像引用:amazon

気化式冷風機という商品に分類されるコチラの商品は、本格的に室内を冷却するほどの性能はありませんが、防音ボックス内の狭い空間を冷やすことは十分可能です。商品の大きさは、およそ20cmの正方形ですので場所を取らず、防音ボックス内に置いても邪魔になりません。

編集部お勧めの使い方は、給水タンクに水を入れるのではなく「氷水」を入れる方法です。氷水を入れることにより冷却効果が普通の水を入れた時と比較して、かなり違ってきますので是非お試しください!

価格も2,788円というお求めやすい価格となっておりますので、まずはコチラの商品を試して頂くことをお勧めさせて頂きます。

 

2-2.  小型扇風機

防音ボックス内の温度が下がるわけではありませんが、体が風に当たることで体感温度は驚くほど変わります。類似商品でサーキュレーターという商品もありますが、こちらは空気を循環することを目的としておりますので(エアコン+サーキュレーターが理想的な使い道)、防音ボックス内で使う単独商品としては小型扇風機を選びましょう。

 

2-2-1.  アロマディフューザー搭載の「usb扇風機」

ユーエスビー

画像引用:Yahoo

好きな香水やオイルを数滴入れることで、風と共に匂いが防音ボックス内に広がります。もちろん扇風機としての機能も3段階設定(強・中・弱)ができるため申し分ありません。また、充電式の商品なのでコンセント不要で防音ボックス内での利用に適しております。

価格も2,480円と非常にお手頃価格ですので、まさに編集部イチオシの小型扇風機がコチラの商品です。

 

2-2-2.  静音と風量バランスが魅力的「PopoWQ」

ポポキュー

画像引用:amazon

後方の3枚の羽根を高速回転させて風を集め、前方5枚の羽根に送ることにより強力な風を起こします。USB給電でモバイルバッテリーと繋いで使用ができるので、持ち運びに優れており防音ボックス内の設置に適しています。

強力な風を起こすので音が大きいのでは?と気になる方もおられるかもしれませんが、モーターのノイズ音はほとんど無く、高稼働状態のPCファンよりもずっと静かです。

 

2-3.  ネッククーラー

ネッククーラー

画像引用:amazon

首に巻いて使用する冷却マフラーです。ジェルのパックでできているので、そのまま冷凍庫に入れて凍らせてから首に巻けば、冷や冷やと涼しさを感じられます。

防音ボックス内は断熱性の高い商品も多いので、30分くらいで清涼感は無くなってしまいます。2~3個程度準備をして頂くと長時間の練習でも対応できるのでお勧めです。

 

3.  まとめ

防音ボックスの特徴として手軽に作れるというのが大前提であると思います。

その分、防音性能に関しては防音室等に比べると劣ってしまいますが、まずは簡易的な防音ボックスで演奏や音楽を楽しむことを始めてみても良いのではないでしょうか。

防音ボックスの問題点として考えられる「暑さ」の対策に関しても、この記事内容を参考にして頂き、より快適な空間をお作り頂ければ幸いです。