あなたは、今、防音テープとはどのくらい効果があるのだろうと思っていないでしょうか。
私も防音テープを初めて、購入しようと思った時にどの防音テープを選ぶのがよいかわかりませんでした。
私が様々な種類の防音テープを購入して、実際に試してみたこの記事を読んで頂くことで、防音テープを購入する時の悩みが軽減されるでしょう。
是非、この記事を読んで頂いた、あなたのお力になれれば幸いです。
1.防音テープについて
1章ではそもそも防音テープとはどのような製品なのか?から始まり、オススメの防音テープをご紹介します。
1-1 防音テープとは?
防音テープとは一言でいうと、ドアの隙間をなくすものです。
ご自宅の扉や窓を見て頂くと分かると思いますが、隙間があります。音や声が一番漏れるのは、窓やドアの隙間と言われています。
その隙間を埋め、防音効果を図るといった目的で使われることが多いです。
そして、初めに伝えておきますが、防音テープのみでの防音対策は不十分です。
あくまでも、防音対策のサポート役として考えてください。
また、別の使い方として、節電効果で使われる方もいるようです。せっかくエアコンで暖まった空気が隙間から逃げてしまうのを防止するために使用する人もいます。
更に、防音テープにはさまざまな種類があります。
例えば、材質に関しては合成ゴムやウレタンなどがありますし、値段に関しても100円で買えるものもあれば、2,000円するものもあります。
次の章でオススメの防音テープをご紹介します。
1-2 オススメの防音テープ
まず初めに、防音テープを選ぶ際に気を付けて頂きたいことがあります。
それは、ウレタン製のテープを選んではいけないということです。
ウレタン製のテープは、すぐボロボロになってしまい使い物になりません。
それでは、早速紹介していきます。
①【東京防音 防音隙間テープ】
引用:amazon 東京防音 防音すきまテープ TP-200 ホワイト 幅15mm×長2M×厚3mm
サイズ :幅15ミリ×長さ2メートル×厚さ3ミリ
価格 :315円(税込)
材質 :連続発砲ポリエチレン
一つ目は「東京防音の防音すきまテープ」です。
ドアや窓の音漏れ防止に使用することができます。
特にオススメな使用方法としては、窓の隙間です。
実は、防音テープで白色の物ってなかなか売っていません。ドアや窓に貼っているのが目立つのが嫌!という人にもオススメです。
また、厚さが3ミリなので、微妙な隙間に対応してくれます。
注意点としては、厚さが3ミリなので、厚さがある防音テープと比べると防音効果が薄れてします可能性があります。
②【ドア隙間防音テープ D型】
引用:amazon ドア隙間防音テープ D型 [隙間 3~5mm用]
サイズ :幅9ミリ×長さ2メートル×厚さ6ミリ
価格 :1,296円(税込)
材質 :EPDM(原料ゴム)
二つ目は「ドア隙間防音テープ D型」です。
こちらもドアや窓の音漏れ防止に使用できます。
こちらの防音テープですが、厚さが6ミリですので、特にドアに適した防音テープです。
私の個人的な感想ですが、ドアに防音テープを貼った際に、開閉がきつくなるぐらいがちょうど良いです。
また、ゴム製なので耐久性に優れています。
注意点としては、もちろんゴム製ですので耐久性に優れていますが、摩擦には弱いので使い続けていると削れてきます。
③【3M スコッチ玄関ドア戸あたり波型テープ】
引用:amazon 3M スコッチ玄関ドア戸あたり波型テープ
サイズ :幅8.5ミリ×長さ5メートル×厚さ3.5ミリ
価格 :479円(税込)
材質 :EPDM(原料ゴム)
三つ目は「3M スコッチ玄関ドア戸あたり波型テープ」です。
こちらもドアや窓の音漏れ防止に使用することができます。
特におすすめの使用方法としてはドアの隙間です。先程、紹介したテープもですが、基本的に防音テープは長さが2メートルで売られていることが多いのですが、こちらの商品は倍以上の5メートルあります。ですので、ドアをこちらの商品のみで一周巻くことが出来ます。
注意点としては、若干両面テープの粘着能力が薄いのですぐに剥がれてしまう可能性があります。
1-3 防音テープの性能
ここでは実際に、防音テープの性能について紹介します。
オススメの防音テープの一つ目として紹介させて頂いた「東京防音 防音隙間テープ」と100均で購入をした防音テープの性能を比較してみました。
こちらのドアは、なにも防音加工もされていない賃貸物件によくあるドアです。
こちらのドアを通して、反対側から声を出した時の音量を計測していきます。
ケース①【普通に話した時】
ドアの反対側から、「あーーーー」と声を出してもらいました。
防音テープをつけていない状態ですと「62.9db」でした。
ケース②【100均の防音テープを使用したとき】
続いて、100均の防音テープを使用してみました。
感触がかなりやわらかいので、定期的に交換が必要だと感じました。
また、貼り付ける際にかなり強く貼らないとすぐはがれそうになります。
果たして、結果は. . .
結果は「55.9db」でした!
ちょうど「7db」音量が小さくなりました。
私の感覚的には、そこまで音が小さくなったとは感じることができませんでした。
ケース③【東京防音 防音隙間テープを使用したとき】
最後に、東京防音さんが出している「防音隙間テープ」を使用しました。
値段も高いこともあり、100均のテープよりしっかりしている印象がありました。
果たして、結果は. . .
なんと「49.5db」です!
100均の防音テープと比べると、マイナス「6.4db」!
防音テープを貼っていない時と比べると、マイナス「13.4db」!
こんなにも違いがでるのかと、正直びっくりしました。
確かに、私の肌感覚でも防音テープがない時と比べると、音が小さくなっているのがわかりました。
ですが、前の章でも述べましたが、「防音テープ」はサポート役で使用するべきです。
「13.4db」では楽器演奏等の防音対策には不十分です。
3章で、防音テープ以外の防音対策も紹介していますので、ぜひご覧ください。
2.防音テープの取り付け方、外し方
この章では、防音テープを取り付け方と外し方を紹介します。
せっかく買ったのに、取り付け方に失敗してしまった方や防音テープを外そうと思ったらドアを傷つけてしまったなど防音テープで失敗してしまった方もいるでしょう。
引用:東京防音株式会社
こちらは、東京防音株式会社さんが掲載していました。参考にしてください。
それでは、下記にて失敗しない取り付け方と外し方を紹介します。
2-1 防音テープ取り付け方
はじめに取り付け方を紹介します。
①【接着部分をきれいにする】
初めに、接着部分をきれいにします。
接着部分が汚れていると、ゴミやほこりが接着部分についてしまい、しっかりと貼ることが難しくなります。特に、窓に貼る場合だと、結露などによる水分が付着するのでしっかりつけていないと剥がれてしまいます。
中性洗剤などで拭いた後、空拭きしてください。
ここがしっかりできていないと、効果が半減します。
しっかり汚れを落としましょう。
②【使用する分を切る】
次に窓やドアの長さに合わせて、防音テープを切りましょう。
防音テープをきれいに貼るコツの一つとして、先程も記載しましたが、接着部分にゴミをつけないことです。防音テープを貼るときに切らずに、貼り終えたあとに切り離す人がいます。そのやり方で成功した人もいると思いますが、私の周りの知人はこの時によく失敗していました。
貼る所までは完ぺきだったのに、切る瞬間ずれてぐちゃぐちゃになってしまったケースが多いです。
そのような失敗がおきない為にも、事前に窓やドアの長さを図ってから、その長さに合わせて切りましょう。
③適当な場所にゆっくり貼る
ドア下の隙間部分と戸当たり部分に貼ります。
テープが曲がっていないのを確認し、はくり紙をゆっくり剥がしながら貼りましょう。
私は、いつも10㎝~15㎝剥がしたら、貼るという形を繰り返して貼っています。
2-2 防音テープの外し方
続いて、外し方を紹介します。
①テープはがし
1つ目は「テープはがし」を使う方法です。
100均等によく売っていますが、ティッシュやコットンに垂らして使って下さい。
直接、接着部分に垂らしてもいいのですが、以前わたしがやった時に白い跡がついたので、オススメできません。
ティッシュ等につけながら、ぜひやってください。
②お酢
2つ目は、お酢を使う方法です。
コットンやガーゼにお酢をつけて、接着面に塗ります。
5分ほど放置してから、水で濡らしたタオルやコットンを使うとはがれやすくなります。
③ドライヤー
3つ目は、ドライヤーを使う方法です。
粘着素材は、熱に弱いです。
ドライヤーで粘着力を弱くしてから、取りましょう。
3.防音テープ以外の防音対策
この章では、防音テープ以外で行う防音対策について紹介します。
3-1 防音マット・カーペット
引用:amazon タンスのゲン 安心の超低ホル コルクマット 45cm 大粒 8畳 64枚セット
一つ目は「防音マット・カーペット」です。
ただ床に敷くだけで、防音対策ができてしまいます。
お子様がいる家庭ですと、家の中でお子様が走り回るなんてこともあるのではないでしょうか。
防音マットを敷いておくだけでも、下の階への音や振動がかなり軽減されます。
防音マットは振動を吸収するのに効果的と言われています。
ピアノを弾かれる方は、ぜひ敷くことをおすすめします。
更に、床の傷やシミを防ぐことも出来ます。
特に賃貸物件にお住まいの方だと、無駄に修繕費を取られたくないので、気になる所ではないでしょうか。
家具やピアノを運ぶとなると、気を付けていても傷がついてしまうことがあると思います。
傷やシミ対策にも「防音マット・カーペット」はオススメです。
3-2 防音カーテン
2つ目は、「防音カーテン」です。
防音カーテンは、強みと弱みがはっきりと別れる防音グッズです。
強みとしては、空気で伝わる音に強いことです。
どういうことかというと、防音カーテンがある空間内で発生した音を外に漏らさないよう方法として効果的です。
逆に外から物によって伝わってくる音に対しては弱くなります。
例えば、上の階からの足音や隣の部屋からの壁を叩く音、窓の外から聞こえる交通騒音などには対処できません。
騒音の内容によって、防音対策の効果が変わってきますので注意してください。
3-3 防音物件を借りる
引用:サウンドプルーフプロ蒲田
3つ目は、「防音賃貸物件を借りる」です。
こちらは、他の防音対策と比べると費用はかかりますが、最高の防音対策です。
防音賃貸物件は、世の中いくつかあると思いますが、私が一番オススメしている物件は、弊社が運営している「サウンドプルーフ」です。
こちらの物件は、楽器を演奏されたい方にとって、申し分のない物件となっています。
「サウンドプルーフ」のオススメポイントを紹介します。
①移動時間がかからない
わざわざ練習するために移動する必要もありませんし、探す必要もありません。
②24時間演奏可能
練習したいと思い立った時に練習することができます。
③調子がつかみやすい
いつも同じ環境で演奏ができるので調子をつかみやすくなる可能性が高まります。
こちらの物件ですが、現時点で「目黒駅」「祐天寺駅」「都立大学駅」「田園調布駅」「蒲田駅」「京急蒲田駅」にあります。
特に、現在は「祐天寺駅」「蒲田駅」にあります「サウンドプロシリーズ」は、三重防音構造の防音マンションとなっておりまして、ドラムセットの演奏が可能となっています。
希少性の高い生ドラムの演奏が可能な防音賃貸物件「サウンドプルーフプロ」は、建物竣工後には非常に多くのウェイティング(入居待ち)が発生するのも特徴です。過去に竣工した物件では1物件に対して、25名ものウェイティングが発生したこともあります。
下記にて入居者様から頂いた声をご紹介します。
〇24時間音出しができる
〇都内のおしゃれな街に物件がある
〇防音室でありながら、響きがある
〇ドラム演奏ができる
〇精神的負担が減る
〇練習に充てられる時間が増えた
引用:サウンドプルーフ田園調布
また「田園調布」「都立大学」「中目黒」「目黒」等に二重防音構造の防音マンションがあります。
「サウンドプルーフシリーズ」においても、高い防音性能を備えています。
上記写真の「サウンドプルーフ田園調布」は、サウンドプルーフシリーズの最新物件で2018年9月に完成予定となっています。
引用:サウンドプルーフ中目黒
お問い合わせ先は下記になります。
ツナガルデザイン株式会社
東京都目黒区緑が丘2丁目24番29号 サウンドプルーフギャラリー自由が丘1階
TEL 0120-26-8000
営業時間 9:00~18:00
定休日 年末年始
URL https://www.soundproof.jp
4.まとめ
今回は、防音テープについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回、ご紹介した内容から防音テープや防音対策についての知識が深まったのではないでしょうか。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。