お知らせ 2021.04.30
新特許工法を採用したサウンドプルーフプロ自由が丘の第三者機関による遮音性能測定結果が報告され、最高Dr-95・Lr-30等級を達成しました。
サウンドプルーフプロ自由が丘にて、竣工後に第三者機関である日本音響エンジニアリング株式会社による遮音性能試験が実施され、試験結果が報告されました。試験結果の実測値は、集合住宅の防音室間における遮音等級において、サウンドプルーフ史上最高性能となりました。(2021年4月現在 当社調べ)
空気音遮断性能試験結果の実測値は、全戸の隣戸防音室間で設計目標値100dB(500Hz)・Dr-85を大幅に上回る106~112dB(500Hz)・Dr-85~Dr-95を達成しました。
注)Dr値は数字が大きいほど、高い性能・等級となります。
床重量衝撃音遮断性能の実測値は、全戸の上下階防音室間で設計目標値Lr-35(フィットネススタジオの性能目標)を上回るLr-30~Lr-35を達成しました。
注)Lr値は数字が小さいほど、高い性能・等級となります。
本プロジェクトは、集合住宅内の全戸で床に振動を与えるダンスを可能とする世界初「ダンサーズマンション」を目指し、従来の三重防音構造(特許第5791138号)をさらに制振性能を強化した新工法を開発し、新たに特許取得(特許第6815615号)しました。
上階で飛び跳ねを伴うダンスを行っても、床衝撃音が階下では「ほとんど聞こえない」レベルへ減衰されます。
また、生ドラムセットやエレキベース等の重低音や振動を発する楽器に対しても、壁面・天井面内の圧縮グラスウール防振層や床下防振ゴム浮床の組み合わせにより、従来の防音構造以上に性能が強化されました。
防音マンション「サウンドプルーフ」シリーズの防音性能は、大手音楽会社やトップアーティストからも高い評価を受けています。
【Dr等級について】
空気音遮断性能Dr等級の求め方は、1/1オクターブバンド中心周波数125~4KHzにおける音圧レベル差をDr等級線にあてはめ、全ての周波数帯域において、ある等級線を上回るとき、その等級線につけられた数値によって遮音等級を表します。
出典:JIS A 1419-1 "建築物及び建築部材の遮音性能の評価方法"
【Lr等級について】
床衝撃音遮断性能Lr等級の求め方は、1/1オクターブバンド中心周波数63~4KHzにおける音圧レベル差をLr等級線にあてはめ、全ての周波数帯域において、ある等級線を下回るとき、その等級線につけられた数値によって遮音等級を表します。
出典:JIS A 1419-2"建築物及び建築部材の遮音性能の評価方法"
記事をシェアする